まずはあなたの生理トラブルをチェック
生理のトラブル、放っておいて大丈夫?
「生理痛、みんなはどうしているの?」「私の経血量、多いのかな?」「生理のときに毎回、鎮痛薬を飲んでも大丈夫?」など、誰でも一度は生理についての疑問や不安を感じたことありますよね。
定期的に訪れる生理だからこそ、正しく理解して、うまく付き合っていきたいですね。
でも生理のお悩みって、なかなか人には相談しづらいもの。
そこで、生理に関するいろいろな情報を解説する「生理痛のミカタコラム 」を開設しました!
さっそくあなたの生理トラブルについて、見直してみましょう。
生理のときは、カラダにもココロにも症状が
女性に定期的に訪れる生理。
生理がやってくると多かれ少なかれ、気分が下がりますよね。特に生理痛がひどい方のなかには、憂鬱になる方もいるのではないでしょうか。
生理のときの症状といえば、その代表格は何といっても“腹痛・腰痛”。
「腹痛がひどくて仕事に集中できない」「接客仕事なのに立っているのがつらい」なんてことはありませんか? 生理のときの腹痛って、なんとも言えない特有の痛みなんですよね。なかには「腹痛がひどくて吐いてしまう」という人もいるようです。
腹痛と同じくらい多くの方が悩まされているのが、生理前や生理中の“イライラや気分の落ち込み”。
生理のときって、カラダだけじゃなく、ココロにも症状があらわれるんです。
周りの人の何気ない言葉にイラっとして言い返してしまったり、気分の落ち込みが激しく、職場で話しかけられてもきちんと返事もできなかったり。生理のときは自分でもわかっているのに感情のコントロールが難しいことがありますよね。
その他にも生理のときは、疲れやすい、肌が荒れる、眠い、便秘になる、下痢になる、食欲が増す…etc、色々な症状があらわれます。
生理前・生理中によくみられる症状


あなたの生理トラブルをチェック
色々な症状があらわれる生理のトラブル。「生理だから仕方がない」って思っていませんか? ⻑いお付き合いが必要なのに、生理のことって、意外ときちんと知らないものですよね。
大したことはないと思っている生理トラブルも、もしかしたら何かの病気のサインかもしれませんよ。
一度、あなたの生理について、チェックしてみませんか。
生理トラブルのセルフチェック



生理トラブル、そのままにして大丈夫?
生理トラブルのセルフチェックで、あてはまるものはありましたか?
ひとつでもあてはまるものがあった方は、一度、婦人科を受診することをおススメします。
「生理くらいで婦人科を受診するなんて」と、今までそのままにしている人も多いかもしれません。でも、油断は禁物です。
実は生理トラブルのなかには、治療に必要な病気が隠れていることもあるのです。
例えば、生理痛がひどくて学校や仕事を休んだり、起き上がることができなかったりする人は要注意!!
生理痛のなかでも日常生活に支障をきたすほどひどいものを「月経困難症」といい、子宮内膜症、子宮筋腫、子宮腺筋症といった病気が隠れていることもあるのです。
また、生理前の症状のなかでも特に、イライラ、情緒不安定、怒りっぽさなどがひどく、日常生活にまで支障をきたしてしまうことを「PMDD(月経前不快気分障害)」といいます。
PMDDでは、感情のコントロールができず、職場や家庭での人間関係がギクシャクしてしまったり、おまけに、生理前のイライラが病気とは知らず、一人で悩んでしまうことも。
一人で抱え込まずに、月経困難症やPMDDが気になる方は、一度、婦人科で相談しましょう。
