病気に合った治療法をご紹介
過多月経やその原因となる病気の治療
知っておきたい様々な治療法
過多月経や、その原因となる子宮筋腫、子宮腺筋症、子宮内膜症の治療には、ホルモン剤などを使用する薬物療法と、手術などの外科的療法があり、症状や妊娠の希望などを考慮して選択されます。
薬物療法
IUS(子宮内黄体ホルモン放出システム)
IUSとは、Intra Uterine Systemの略で、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出する子宮内システムです。子宮の中に入れて使用します。子宮内膜に直接使用して、増殖を抑えることにより経血量を減少させたり、月経痛を緩和します。月経期以外の出血などが見られる場合があります。一度挿入すると最長で5年間効果が持続します。2014年9月2日から過多月経治療の保険適用、2014年11月18日に月経困難症治療の保険適用が加わりました。
※IUSによる避妊については「避妊のススメ」をご覧ください。
