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LEP製剤
女性ホルモンの分泌を抑え、排卵を抑えるとともに、子宮内膜の増殖を抑え、痛みの原因となるプロスタグランジンの産生を抑えて生理痛を改善する。
周期服用LEP
28日間の周期服用(服用期間+休薬期間=28日間)。毎月、月経のような出血が起こる。
連続服用LEP
薬剤によって約3~4カ月間の連続服用が可能。周期LEP服用時と比べて、出血の頻度が少ない。

黄体ホルモン製剤
子宮内膜の増殖を抑え、病巣を小さくすることで、経血量の減少や生理痛を緩和する。不正出血が見られることがある。

黄体ホルモン製剤
子宮内黄体ホルモン放出システム
黄体ホルモンが子宮の中で持続的に放出されることで、子宮内膜の増殖を抑え、経血量の減少や生理痛を緩和する。不正出血が見られることがある。一度装着すると最長5年間効果が持続する。

GnRH
アナログ製剤
女性ホルモンの分泌を抑え、月経と排卵を止めて、病巣を小さくすることで、経血量の減少や生理痛を緩和する。更年期障害に似た症状がみられることがある。通常6ヵ月間続けて使用する。

ダナゾール製剤
女性ホルモンの分泌を抑え、月経と排卵を止めて、病巣を小さくする。生理痛を緩和する。肝障害、ニキビ、体重増加などが見られることがある。通常4ヵ月間服用する。

鎮痛薬
痛みの原因となるプロスタグランジンの産生を抑えて生理痛を緩和する。体質によってアレルギー反応がでる場合もある。

抗不安薬
月経前症候群(PMS)などでイライラ感や不安感の精神症状が強く現れた場合は、抗不安薬、抗うつ薬が処方されることもある。精神状態を安定させる。

漢方薬
女性ホルモンの分泌を抑え、排卵を抑えるとともに、子宮内膜の増殖を抑え、痛みの原因となるプロスタグランジンの産生を抑えて生理痛を改善する。
手術
症状が重い場合や、不妊の原因になっている場合などは手術を検討します。手術には病巣だけを摘出したり焼いたりする保存手術と、子宮、あるいは子宮・卵巣を摘出する根治手術とがあります。最近では内視鏡(腹腔鏡、子宮鏡)を利用した、体への負担の少ない手術が増えています。
経過観察
子宮筋腫などで特につらい症状がない場合は、治療をせずに経過観察をすることがあります。その場合は、生理のトラブルを軽くするセルフケアや、生活習慣の改善などを行いながら定期検査を受けます。
その他療法
子宮筋腫の外科治療には、足の付け根から動脈に細い管(カテーテル)を通し、筋腫に栄養を送る動脈を詰まらせ血液の流れを断つことで筋腫を小さくする治療法※も用いられる場合があります。